2009年7月19日日曜日

LIFE: 命

こんな個人的な事をブログに書くべきじゃないとはわかってて、自分の日記帳に書き抜いて終わりにしようと思っていたのだけど、それでもずっと困惑してる。ただ今は、話せないけれど、書いて共有する事で、誰かに何かが伝わればいいのかもしれないな、と思ってる。

先週の、7月10日に、友人のタカが交通事故で亡くなりました。 

24歳。

新しい仕事仲間と車で出掛けた際に衝突し、他の4人の命と共に、消えてしまった、らしい。悲しい以上に、現実味がなさすぎて、未だに変な気持ちがずっと心に残ってる。病気でも、怪我でもなく、一瞬で命が亡くなってしまうというのは、なんだか理にかなっていない。

タカは直接出会った友達じゃなくて、僕の親友の彼氏、という繋がりだった。だから最近はちょくちょく3人で会ってて、お調子者で、おしゃべりなタカとは、本当にバカな話しかしてないけど、もうその彼がどこを探しても存在していないというのは、不思議でたまらない。深く考えずにおバカな事をなんでもやりたがるタカを、僕らはいつも止めてたんだけど、今思うと、少し似てたのかもしれないなぁ。

最初に事故の情報が入ってから、それが悲報に変わるまでの間、僕はタカの彼女と一緒にいたこともあって、本当に色々な人達と関わり、様々な人生を垣間見た。家族、友人、警察、病院、報道機関、当たり前のことだけど、皆が真実を知りたくて、命を救うために動いている。そしてその彼らにも個別の人生があって、ドラマがある。悲しみを見るのはとても辛かった。けれどそれは愛情の分の悲しみで、それだけ愛されていたということにも、今さら気付く。

僕はその事故の3日後の13日に、タカが亡くなった年齢と同じ、24歳になった。

変な気分だった。やはりこの年齢で逝ってしまうというのは早すぎる、としか思えないかな。夢が大きいやつだっただけに、この先がどうなっていくのか、見れないのは寂しい。

命とはなんだろうと、最近ずっと頭の片隅で考えている。

以前書いた、フィリピン、ゴミの山で生きている子供達を負ったドキュメンタリー映画「BASURA」を見た。そこは戦争でもないのに未だに生死が隣り合わせの世界で、この時代でも、多くの子供は生まれて数ヶ月で、感染症や栄養失調で死んでしまうところ。たまたまフィリピンに興味があって見たけど、これと同じような事が地球の半分の場所で起こっている事に疑問を感じる。最近、病院で看護士さんと話す機会があったのも影響してて、大した話はしてないのに、その気丈さに勝手に感動してしまった。命を救う仕事というのは、想像以上に大変なのだろうけれど、とても素敵だ。

僕の仕事、グラフィックデザインは失敗しても誰も殺さない、と高校の時に先生が言っていた。たしかどこかの有名なデザイナーが言った言葉だったと思う。でもそれは同時に人を救う仕事でも無いことだ、とも思う。医者になりたいわけでも、今更なれるわけもないのだけど、何らかの形で人の手助けができる事がしたい。今年は、なにか始めてみようと思う。


タカ、ご冥福をお祈りします。
Rest in Peace.

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誕生日、もう24歳だし今年は特に何かがしたかった訳ではなかったのだけど、誰かと一緒にいたかった。就活で東京にいて、昔の仲間と会えたのは嬉しかった。今更ながら、ありがとうね。

あと、佳名子、タコスパーティーしてくれてありがとう。笑 こんないい加減なのに、色々な友達が周りにいてくれて嬉しく思う。最近は素敵な事も沢山あったので、また近いうちに色々とアップします。 ;)

Kenichi


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追記(7/22)

昨日2人の友達と、そのタカと他の4人の方が亡くなった事故現場に訪れた。複雑な気持ちで行って、今も今回の事故についてはなぜ起こったか疑問だらけなんだけど、それ以上に、そこに本当に沢山供えられていた花や飲み物に愛を感じた。色々な人が、同じようにやりきれない気持ちで来たんだと思う。

僕らは3人は、少し場違いなくらい、カラフルな花束を供えて、ビールの飲めないタカが飲んでたシャンディーガフで乾杯をした。相変わらずバカな冗談を言い合って、道ばたで座って飲むシャンディーはうまかった。とてもオレ達らしくて、あいつらしくて、良かった。バカな仲間ほどいい。

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